AmazonのFire TV Stickについて ~個人レビュー~

 Fire TV StickはAmazonビデオ、Hulu、Netflix、YouTubeで配信されている動画をテレビ画面で観られるSTB端末です。STB端末のSTBはSet Top Boxの略で、ブロードバンド放送を一般のテレビで視聴する為の装置のことを指します。Fire TV Stickの他には、Apple TV、Chromecast、Nexus Player、dTVターミナルなどがあります。

 Fire TV Stickの通常価格は4,980円で、音声認識ができるモデルだと6,480円になります。他に、より高性能な箱型のFire TVが12,980円、音声認識機能付きのAmazon Fire TV ゲームコントローラーが5,980円で販売されています。

 その中から、このページでは「Fire TV Stick」と「Fire TV ゲームコントローラー」に関して、実際に購入して感じたことなどを書いております。ちなみに注文から到着までの流れとしては、9/17注文、9/17注文確認、9/18クーポン配布、9/18発送連絡、9/18配達中連絡、9/19到着という感じでした。

Fire TV Stick
Amazon Fire TV ゲームコントローラー
Amazonの箱

「Fire TV Stick」の使い方

 テレビのHDMI端子に挿してアプリをインストールすることで、Amazonビデオ、Netflix、Hulu、YouTube等で配信されている動画を楽しむことができます。特に「amazonプライム会員」になると、年会費3,900円でプライム・ビデオ内にある映画やTV番組が見放題になります。他にも、送料無料、一部特別取扱商品の取扱手数料が無料、100万曲以上の楽曲やアルバム&プレイリストを広告の表示なしで楽しめるといった特典があります。

 インターネット回線への接続はWi-Fiになりますので、無線LANの親機などによってWi-Fi接続ができる環境である必要があります。なお、Fire TV Stick(リモコン)は単四乾電池2本で動き、テレビに挿す側の電源はコンセントに挿す必要があります。

 ネット視聴メニューがあるテレビやBlu-rayレコーダーなどでは、YouTubeならYouTubeのメニューがあり、それを選択することで楽しめるようになっていますが、Fire TVはアプリをインストール後に、そのアプリを起動して観ることになります。テレビのメニューにあるなら不要に思えますが、SONYの一部テレビでYouTubeが見られなくなった事例もありますので、ネット視聴メニューがあるテレビをお持ちでも、買っておいて損はないでしょう。

 先のSONYの事例は、一部のSONY製品に搭載されているYouTube機能へのサービス提供を、Google側が終了した為に起こりました。これは古いアプリに対するサポートを打ち切るという、時が経てば当然起こり得る話となります。それに対し、スマホのようなアプリをインストールするタイプは、アプリを更新(アップデート)することによって対処が可能となります。

 最初に書いたことの補足になりますが、インターネットへのWi-Fi接続は難しくはありません。Fire TV Stickをセットした後に出てくるガイダンスに従い、接続先を選んで暗号化キーを入力するくらいのものです。

 自宅にインターネット回線は引いているものの、Wi-Fi環境がない方は、無線LANの親機などを購入する必要があります。無線LANの親機に関しては、AtermStationの「つなぐ機器から選ぶ」と題されたページが参考になるかと思います。

 Fire TV Stickの操作は、リモコン上部の丸い部分の上下左右を押すことで、画面内のカーソルも上下左右に動き、丸い部分の中央を押すことで選択されます。下側にはホーム画面に戻るボタンや早送り・巻き戻し等がありますが、ホーム画面に戻るボタン以外は使用頻度が少ないように思います。

「Fire TV Stick」の性能

 「Fire TV Stick」のメモリは1GB、ストレージが8GBとなっています。特にストレージは、「Chromecastの4倍の大容量8GBのストレージで素早く滑らかな動作を実現」と商品ページにあり、Chromecastを出しているGoogleにケンカを売っています。個人的には、両者の最大の違いはスマホが無くても動かせる「Fire TV Stick」と、スマホが必須の「Chromecast」という点にあるかと思います。

 無線LANの規格は802.11a/b/g/nに対応しています。規格を速度だけで比較すると、b[11Mbps]<a&g[54Mbps]<n[300Mbps]<ac[1300Mbps]となりますが、電波の質は2つに分けられます。周波数が2.4GHzのものと、5GHzのものの2種類です。

 2.4GHzは障害物に強く、遠くまで届きますが、様々な製品で使用されている無線帯域なので、混線しやくて不安定です。bとgとn[一部]が2.4GHzになります。5GHzは2.4GHzに比べると障害物に弱く、距離は出にくいですが、あまり使用されていない無線帯域なので、混線しづらくて安定感と速さがあります。aとn[一部]とacが5GHzになります。

 「Fire TV Stick」には音声認識の機能はありませんが、スマホをお持ちでしたら、無料のFire TVリモコンアプリで音声検索ができます。音声認識ができるモデルなら、スマホなしでも音声検索が可能ですが、こちらはAmazonビデオのみを対象としています。YouTubeやhuluでは使えませんので、そちらを主に使われる方には不要です。また、ゲームコントローラーには音声認識の機能が付いていますので、こちらを買う予定の方にも音声認識リモコンは不要です。

Fire TV Stick

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「Fire TV Stick」で遊べるゲーム

 「Fire TV Stick」でゲームを遊ぶ場合も、アプリをインストールしてプレイすることになります。ただし、リモコンの形状を見てわかる通り、このリモコンで遊べるものは限られています。なので、ゲームコントローラーが販売されていまして、これがないとプレイできないタイトルもあります。

 ゲームコントローラー自体は適度な重さがあり、押しやすいボタン配置となっています。こちらのコントローラーは有線接続ではないので、Fire TVの方でコントローラーを認識するための設定をすることになります。

 先に書いた通り、遊びたいゲームをインストールしてプレイすることになりますので、やりたいなと思ったらインストールし、飽きたらアンインストールすればいいので物が増えることもありません。たまにゲームはしたいけど、据え置き器は邪魔だなという方にはピッタリです。

 Fire TV対応のゲームアプリには、テトリスやレースゲームの他に、ファイナルファンタジーXIIIなどのRPGもあります。ファイナルファンタジーはデータをすべてインストールするのではなく、ストリーミングしながらのプレイになりますので、このアプリを入れたら他のが入れられなくなるということはありません。動作に関しては、高性能な箱型Fire TVの方がムービーが滑らかかもしれませんが、Stickでも気になるほどカクカクしませんでした。

 ゲームは完全無料で遊べるものからアプリ内課金タイプ、普通に購入するタイプがあります。個人的には「Hungry Shark Evolution」が好きです。サメになって他の魚を食べたり、人を襲ったりするゲームです。何も考えずにプレイでき、ストレスを発散するのにちょうどいいです。

Fire TV Stickの評判 - 評判・口コミ -

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